副鼻腔炎とのたたかい

2015年から悩まされた副鼻腔炎の治療記です。

⑦入院2日目(手術当日)

カテーテルを入れないため、この手術に関して全く懸念事項がなかったことから

前日にもかかわらずよく眠れた。

 

朝は術前食という栄養の入った液体を2本飲まされた。

手術時に、目の乾燥を防ぐ軟膏を塗るそうで、術後はしばらく

視界がぼやけるが異常ではないことの説明を受ける。

 

手術に向けて12時に点滴が入った。いよいよだ。急に元気がなくなる。

点滴は嫌いだ。明日の朝まで入りっぱなしらしい。

 

腕に血管が浮き出ているから血管が太いと思っていたが、実は血管が細いらしく

左手にうまく打てず利き手に打たれた。色々と動きずらい。

 

手術40分前

鼻に麻酔成分が塗られたガーゼを詰め込まれる

足の血栓防止のために、着圧ソックスを履いたが、案外履き心地が良い

 

13時

歩いて手術室に移動する。家族控え室で早々にお別れをし、看護師と部屋に向かう。

オペ開始

よくあるドラマの手術代のようにピカッと光るライトは真上には無く、横に避けてあった。

酸素マスク、心電図、酸素濃度計を付けられていよいよ麻酔

点滴の傍から入ってくるパターンだった。

徐々に冷たい液が腕の中を伝って、10秒ほどだろうか....

そこから一切の記憶がない。

 

次に名前を呼ばれた時はもう終わっていた。

多分息苦しくて暴れたりはしてないと思う。術後は2時間の安静とのことで、自分のベットに運ばれ

点滴と酸素マスクだけつけた状態で寝ていた。

 

その後も点滴だけは朝まで続いた。

問題はここからだ。


術部がジンジンと痛むため、深夜に1度点滴に痛み止めを入れてもらった。それに喉も呼吸の管を通したことから、イガイガしていて声がかすれる。


何よりも大変だったのが、鼻の術部からの出血のため、鼻に突っ込んだ綿球を定期的にかえなくてはいけないこと。

放っておくと鼻から血が流れ出て気持ち悪い。

だいたい朝6時の起床時間までに30分ごと綿球交換が発生した。


よって、ほぼこの日は寝ていない。眠いまま朝を迎えた。